少し古いニュースですので今はそんなことは減っているのだろうと思っていましたが名刺にメールアドレスの記載がない方はまだまだいらっしゃるようです。
地域金融機関の9割 営業担当に個別のメールアドレス設定せず
NHKニュース2021年04月21日
コロナ禍によるリモートワーク期間を経ても尚、メールアドレスが個別に設定されていないのだとするとかなり厳しい状況なのではないかと心配になってきました。
銀行員の方々はメールを使って効率的にやり取りしたいのだと思いますがセキュリティの関係で禁止あるいは厳しく制限されているのでしょう。
機密情報を取り扱うのでメール送信間違いなどがあった場合に大きな問題になりますし10年前はそれなりに合理性があったかもしれませんが将来においてもそのままのやり方を維持するのは無理があるように思います。
メールはダメだけれどLINEやSMSならOKという場合もあるようですがLINEでもSMSでも機密情報の漏洩可能性はあまり変わらないので何を基準にルール設定しているのか興味が湧くところです。
メリットとデメリットを天秤に掛け、リスクを慎重に評価する必要があると思いますがIT技術から距離を置いた状態で正しく評価することが出来るのでしょうか?
日本ではリスクを避けるべき事柄と捉えているようですがアメリカなどはしっかりリスクをとって挑戦する姿勢があり、活力や勢いを感じます。
失敗もあるだろうけれども恐れることなく突き進むことで躓きも多いでしょうが早く失敗して早く改善して先行者利益をしっかり獲得しているように思います。